どう足掻いてもまずい|寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん

寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん

我らがスガキヤ提供のインスタント味噌煮込みうどん。もうね、味噌煮込みうどんと聞けば最近は日中の気温高まるこの初夏において、冷房のよく効いた部屋でフーフーと吹きながら、アチチと言いつつすすってその濃厚な味噌味で腹も心も温めるのが最高じゃないですか?

という浅はかな期待は打ち砕かれた。

▲まず麺が妙にかたい。
きしめんみたいな平べったい麺はコシが強く調理方法の通りに煮込んでも「あれ生ゆでかな?」と思うほどカッチリしている。フェットチーネのように硬質で歯切れのよい麺。

▲スープが意外にしゃばい。
とろとろ濃厚な味噌スープを期待すると、意外にさらっとしていて拍子抜けする。出汁の旨味も控えめでイマイチ味気なく、塩気ばかりが前面に出た、いわば塩からい味噌汁。

やばい。
思ってたんと違う。
これが名古屋の味噌煮込みうどんか。
ノリで5袋入りの買ってしまった。

そんなわけで後日、
私は調理の工夫でリベンジを図った。
方法はシンプル。

むちゃくちゃ煮込む!!

※公式の調理方法
①500mlの湯で 2分 ゆでる
②箸でほぐして 2分 ゆでる
③スープの素をいれて 2分 煮込む
④完成

↓ ↓ ↓

※リベンジ調理方法
①500mlの湯で 2分 ゆでる
②箸でほぐして 5分 ゆでる
③スープの素をいれて 2分 煮込む
④湯を足しながらさらに 20分 煮込む
⑤完成

ちょこちょこと湯を足したはずだが、最終的に汁気が無くなってしまった。箸でぷっつりと切れる麺は、およそ期待した通りのグズグズになった。まだ少し芯が残るが、あとは表面が溶けるばかりだろう。

しかしスープは期待通りとはいかなかった。おそらく麺が溶け出したゆえのとろみこそついたが、特に味噌の濃厚さが増したわけでもなく、相変わらず味気ない、しょっぱさばかり増した味噌汁になった。

これはもうね、
出汁取って味噌を足すしかない。
リベンジの探求は続く・・・。

【2022/6/29追記】
さて、先日10倍煮込んでも納得いかなかった我らが寿がきやの味噌煮込うどんについて。

勢いで5袋入りを買ってしまったので、残りの消化のために知恵をしぼります。今回は「逆に煮込まない」で食べてみました。

まずは調理方法のとおり湯がいて、さっと冷水で締めて、めんつゆで食べてみました。そうです、ざるうどんです。

麺から油が出て、少しギトギトします。びろびろのきしめん風うどんは、表面がグズついた感じですすり心地は今ひとつ、弾力がなく噛み心地は今ひとつ、塩気はあるが小麦の香りは今ひとつ、モソモソしていてのど越しは今ひとつです。

日本国の宝・ヤマキのめんつゆにじゃぶじゃぶ浸しながらどうにか食べ切りましたが、味噌煮込みうどんはやはり、煮込んで食べたほうが良いと思います。そして計らずも残った味噌スープの素をどーすんの?という問題が残ります。

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