


公式サイトによると「とれて3日以内の国産新鮮たまご」を使っているそうです。ひねくれ者の私は、4日目以降で何が変わるのかが分からない以上、比べようもないものを素直に有難がることが出来ないでいます。しかし他社との差別化や、消費者により良いものをという企業努力が垣間見える点は素晴らしいと思います。
乾いた珪藻土のように軽いブロックをカップに放り込み、上から湯を注ぐだけ。これ以上ない簡単な手順でたまごスープが完成します。まるで魔法のようなフリーズドライ技術です。感動の源泉として、華々しく鮮やかに容器を充たす卵の見栄えも然る事乍ら、そのためにかけた手間の少なさがエモーショナルを加速させています。
湯量が少なかったのか味がやや強めに感じられますが、からいと思う程ではありません。それ以上に芳醇な旨味があって、ご飯との相性が抜群です。なんならこのスープとにぎり飯だけでも、一定の満足感を得ることが出来そうです。箸に絡みつくふわふわたまごの存在感、加えてわかめ、しいたけによって「食べるスープ」の側面も覗かせます。さすがクノール、なるほど味の素。美味しいです。
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