だがそれがいい…のか?|サッポロサワー 氷彩1984

雑味が過ぎるんじゃないのか?ブランデーやら、糖類やら酸味料やら、必要性の低いものを勢いで添加している蛇足感を看過できない。香料でホワイトブランデーを表現しているだって?エゴだよそれは!そういう発想によってチューハイが翼を生やすケースもあるかも知れない。しかし取りわけこの商品において、色々混ぜたらいい感じになりました!みたいな夢遊病者の一足飛び感が拭えない。繁盛店で長年愛されてきたかどうか知らないが、その繁盛店に群がる者たちは自分を、あるいは相手を酔わせることしか考えちゃいない。アルコールの引力に魂を絡め取られた粗食家どもが意識半分に飲むその味を、缶にさえ詰めればご家庭で同じように楽しめるとでも言うのか?ナンセンスだよ。だが私は缶チューハイの進化を信じている。チューハイ界全体をこれ以上の高みへ押し上げるためには、誰かがその業を背負わなければならないのだ。待てよ、もしやサッポロは氷彩を投下することによって、受け身で甘ったれた消費者を粛清しようとしたのか?だとすれば、私にはそれに対価を払うことは出来ても、氷彩自体を愛する素養が無かったということか。ならばせめて投資したと思おう、サッポロのさらなる躍進のために。売れろ氷彩、輝かしい昭和の栄光とともに!

-- スポンサーリンク --

おすすめ記事