

フェットチーネはボロネーゼやカルボナーラと合うとされるが、今回はウチの坊主が大好きなキユーピーたらこソースでいただく。ゆで時間13分。フェットチーネが平たいとは言え、厚みのあるパスタなので仕方ないが、空腹時の13分は永遠にも思われる。心を無にして茹でる。
ざるで湯を切ったパスタを皿に移し、ソースを絡める。見るからに張りのある麺が、皿の上で跳ねて踊る。跳ねる跳ねる、活魚みたいに。そして思いのほか上手く混ざる。刻み海苔を振り掛ける。フェットチーネには少々不似合いだが、それでも美味しそう。
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箸で持ち上げれば、確かな重み。少し冷めても、なお踊るアルデンテ。噛めば弾力。小麦の香りたるは言うべきにもあらず。表面のたらこがオマケのように感じて、わろた。ずしずしと腹に溜まっていく。鼻を抜けるイタリアの風。それとキユーピーの技。
硬水で茹でれば、さらにモチモチが増して美味しくなるという情報あり。今度は冷蔵庫にある飲用の硬水を投入しようと思う。チャレンジしよう、チャレンジしよう、自分が思うほうへ。妻にはばれないように。
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