
ビー玉について私が知っていることは、瓶ラムネを内側から密閉するためのガラス製の玉で、ビイドロ玉の略称ということ。ビー玉自体は透明だが、差し込んだ光をガラス層が散乱して時に淡く、時に鮮やかな青色を放つ。空の青色も原理は同じで、透明な空気の層が日光の青色光を散乱して、鮮やかな蒼天になる。それらを重ねて「ビー玉色の青い空」と表現し、商品名に採用しているようだ。
かなりライトで飲みやすく、香りが華やか。心地よい炭酸の刺激の後にほのかな甘みを感じられて、何となくラムネに通じるものがある。苦み、深み、コクといったビールらしい路線からは敢えて逸らし、ジュースのようにゴクゴクいきたくなるコンセプトが読み取れる。発泡酒ならこういうのも大いにありと思わせる。夏の休日にロング缶を流し込みたい、非常に興味深い1本。

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