う〜ん、フンドーキンに軍配│味の坊 柚子こしょう

今晩に鍋をやると聞いて、切らせている柚子胡椒を買いに近所のスーパーへ。柚子胡椒界のレジェンド・フンドーキンの青柚子こしょうが見当たらず、別の店に行くか?ウーンでも面倒だし大差はないかなと踏んで、同じく瓶詰のこちらをゲット。

点心入りの中華風寄せ鍋を椀によそい、そこへ耳かき1杯分の味の坊 柚子こしょうを投入。よく溶かしたら、汁ごと具材を頂く。

おお〜、ウマイ!!

元々おいしい鍋料理が柚子胡椒によってさらに1段階引き上げられる。まさに鬼に金棒、駆け馬に鞭。唐辛子の刺激とふわり香る柚子、そして強い塩気が「食べるよろこび」を加速する。腹の底から全身が温まり、思わず袖を捲くる。刺身に山葵が欠かせないように、鍋にはやはり柚子胡椒が欠かせない。

ただ以前のフンドーキンの記憶では、もっとカーッと喉を熱くする辛さがあり、柚子ももっと強く香った気がする。比較すると本商品はフンドーキンのそれよりも、ややマイルドな印象。あったわ大差、という感じ。せっかくなので一応、原材料比較。

●味の坊 柚子こしょう
とうがらし、柚子表皮、食塩
●フンドーキン 青柚子こしょう
青柚子果皮、青唐辛子、食塩

青唐辛子は分かるが、青柚子とは?

初夏に流通する柚子で、冬季に出回る黄色い柚子の若い実です。黄色い熟した柚子に比べ、キリッとしたさわやかな酸味と香りが特徴です。

丸友中部青果HPより

味の坊も美味しいのだけど、刺激がある程度強くないと響きづらいおっさんとしては、フンドーキンに軍配が上がってしまうな〜。

脱線ついでにフンドーキンの社名の由来について。秤(はかり)で使われる「分銅(フンドウ)」に創始者の小手川金次郎の「金(キン)」をつなげてフンドーキンだって。へぇ〜。

以上、味の坊の柚子こしょうのレビューのはずがフンドーキンに流れるの巻でした。

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