粗削りジャキジャキ君│赤城乳業 ガリガリ君 九州みかん

今年、20年振りにリニューアルしたというガリガリ君。粗く削られた氷のつぶが立っていて、ガリガリ君と言うよりジャキジャキ君とかジャリジャリ君とでも言うべき、ダイナミックになった歯ごたえが楽しい氷菓。キンと冷えたみかんの爽やかさが喉を通って腹に落ち、脳天まで駆け昇る。こってりした食べ物のあとに食べるとリフレッシュ感がハンパない。
ところでくまモンってこんな顔できるんやね。左右対称じゃない状態を初めて見た気がする。

余談だが、氷と柑橘の相性はこんなに良いはずなのに、スーパーに行ってもみかん味のかき氷シロップを見かけない。なぜか?その答えはコスパと踏んでいる。まず、みかん味のシロップは実在する。ただシロップをかける端から溶けて水になるかき氷に対して、生産者はみかん果汁を相当に濃縮する(もしくは添加物で露骨に味付け香り付けする)必要があり、製品の価格は上がる。一方、消費者が食す際には、みかんの風味や酸味を享受しようと思うとドバドバかけてビタビタにする(?)必要があると想像に容易い。それならオレンジジュースを凍らせて削ればいいんじゃないの?となるので、みかん味のシロップはイチゴやメロンのように広く出回らないというわけだ。知らんけど。

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