甘みはないけど香辛料がほとばしるサワー。
コリアンダー？インドみが鼻を突く。
好みの分かれそうな芳香。
原材料：ウォッカ(国内製造)、スパイスミックス浸漬酒／炭酸、香料、酸味料
スパイスミックス浸漬酒(しんせきしゅ)とは聞き慣れない言葉。クライマックスシリーズと響きが似ている。まず浸漬(しんせき)とは、液体に浸(ひた)すこと、お米を水に浸して吸わせる日本酒造りの工程。浸漬酒とは、そうして作られた酒。つまり色々な香辛料を浸した酒ということらしい。商品の公式サイトを見ると、浸けたスパイスはレモンピール、ジンジャー、コリアンダーシード、カルダモン、ローレルとのこと。 何に浸けたのかは不明。
謳い文句は「“食事に合う”ではなく“食事を引き立てる” 新・食中酒」。その割には随分とクセのあるスパイスで香り付けしてあるから、例えばあっさりした煮物などは引き立たない。かといってコテコテのソースやマヨ系の食事とはぶつかりそう。それなりの味の濃さと、芳醇なスパイスとの相性が肝要。
「食事に合う」ではなく
「食事を引き立てる」でもなく
「引き立つ食事を合わせる」食中酒。
個性的で面白いが、汎用性は低そうだ。
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