もはや豆料理|東ハト ビーノ・うましお味

カルビー さやえんどう しお味と食べ比べます。
どっちも似たようなコンセプトです。カルビーは公式で「えんどう豆をまるごと使用」と誤解を招きそうな表現をしていますが、えんどう豆をそのまま揚げているわけではありません。グリッツ(粉)状に挽かない製法なのかも知れません。また米やグリーンピースを混ぜているため、ビーノのように「えんどう豆100%」とも書けず苦肉の言い回しと邪推します。

●東ハト ビーノ 原材料
えんどう豆グリッツ(カナダ産又はニュージーランド産)、植物油脂、えんどう豆パウダー、砂糖、食塩、たんぱく加水分解物、デキストリン、ブドウ糖、バターパウダー、澱粉、チキンパウダー、香辛料/調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、酸味料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

●カルビー さやえんどう 原材料
えんどう豆(輸入)、植物油、ライスグリッツ、食塩 、グリーンピースパウダー、ブドウ糖/ 調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料(小麦・大豆を含む)、酸化防止剤(ビタミンC)

ちなみに芸歴(?)は‥‥
1991年 ビーノ発売
1994年 さやえんどう発売
ビーノのほうが3年先輩ですね

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どちらもフワフワサクサク食感です。ふっくら焼き上げているため表面は柔らかく、それでいてサックリと折れて砕ける軽さを実現しています。ビーノのほうが練り物っぽくホックリした(?)感じ、カルビーのほうはカリッとした硬さも有します。

味はどちらも美味しく、よく似ていますが交互にかじると全然違います。ビーノのほうが、やはりえんどう豆の風味をしっかり感じられます。口に入れてから喉に通すまで、素材の豆らしい味わいがあふれ続け、堪能できます。カルビーのほうもえんどう豆の風味はしますが、加えて植物油の香ばしさや、ポン菓子みたいな軽い味わいも感じられます。塩気はどちらもあっさりして、軽い食感も相まってサクサクと、手が止まらなくなる危険(?)があります。カルビーのほうがちょっと油っこい分、途中で飽きが来ます。

カルビーを「えんどう豆のスナック菓子」とするなら、ビーノは「えんどう豆を使った料理」という印象です。繰り返しますがどちらも美味しい、傑作のお菓子です。ただ個人的には東ハトのビーノに軍配です。えんどう豆の素材の味わいに、ほどよい塩気がマッチして、思わずビールが飲みたくなります。サッポロのビールがいいと思います。

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