おいしさの証明|シャトレーゼ チョコバッキー 完熟バナナ

セブンイレブンの冷凍コーナーにて、黄色いパッケージのアイスを発見。マジカルバナナの定理によれば、黄色と言ったらバナナである。“チョコバッキー”。チョコがバキバキということか。期待を煽る魅惑的なネーミングとパッケージは、ただちにスマホのバーコード決済画面を起動させ、支払いを完了させた。さあ、いまここで剥いて食べながら帰るか?……いやまて、今日はチャリンコだ。ながら運転はあぶないの法則だから、お楽しみは家まで取っておくとしよう。

厚みのある黄色いアイスに落ちて溶け広がるチョコレート。エントロピーの増大は唯一無二の秩序なき模様を描き出し、冷凍処理がまるで動画を一時停止するように、ブラウン運動を最小化している。しっかりと凝結したねっとり濃厚なアイスクリームに、パリパリ食感のチョコレート。一回で吐く息の量[m^3])=(両鼻の穴の表面積[m^2])×(鼻息の速度[m/s])×(息を吐くのにかかる時間[s])から求められる風速で鼻を抜けるバナナのフレーバー。そしてほどよい甘さ。期待した以上のおいしさである。チョコ×バナナが好きな人の総数をx、チョコバッキー完熟バナナが好きな人の総数をyとすると、x≒yとなる。これをチョコバッキー第2法則と言う。

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