岩手県産株式会社が販売する、
岩手県産の鯖缶、それがサヴァ缶。
三陸発信のオリジナルブランドで、
国産の鯖を使った洋風缶詰だ。
商品名の「Ça va?(サヴァ)?」は
フランス語で『元気ですか?』の意味らしい。
それを魚のサバと掛けているわけだ。
元気があれば何でもできるわけだ。
オイル漬けと言えばイワシが一般的だろう。
発酵を伴わず加熱する点において、
アンチョビよりも、
オイルサーディンの鯖バージョンだ。
サバババージョンだ。
公式ホームページを見る限りでは、
そのまま食べるのではなく、
アレンジ調理を前提としているらしい。
だが知ったことではない。
男なら開缶一番、箸を突っ込めだ。
ひとくち目には新鮮な驚きがある。
シャレた風味が鼻に抜ける。
ハハ〜ンこれがオリーブオイル漬けね。
下処理もOKで臭み無し。
良質な鯖の肉から、旨味がにじみ出る。
だけど結局は油にまみれた肉だもの、
半分食べれば「油っこいな…」と思い始める。
オイルに漬けなくて良くね?と思い始める。
東北三陸の頑張りは結構なことだが、
やはり鯖缶は水煮に限る。
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