私は行く先々でご飯のお供を探している。定例のカルディパトロールでこの海鮮佃煮を発見し、手に取った。メイドイン台湾。台湾はセーフ。台湾定番のご飯のお供とのこと。「甘辛く仕上げた海鮮の佃煮は、噛めば噛むほど凝縮した旨味が広がります」。こぶし大の瓶詰めで、お値段600円。失敗したら手痛いと考え、すぐさまスマホで検索する。ご飯に合う!やみつき!ピリ辛好きにはたまらん!などと絶賛するブログ記事が並ぶ。検索上位に来るこの手のブログはアフィカスか業者なので参考程度に流し見する。こういう食品関連は、収益に直結しづらいもぐナビやAmazonがまだ信用できるが、その分クチコミは少ない。総合的に判断して、結局購入した。
結論から言うと失敗した。
確かに甘辛い。しかし、砂糖と油のネッチョリ食感と、何とも言えない香味のクセと、微妙な辛さの組み合わせがどうにも受け付けない。噛むとジワジワ旨味が出るのは分かるが、あわせて謎のエグみを感じる。熱を加えたらなんとかなるか?分からない。こういう、斜に構えたアジアンテイストが好きな人も居るだろうが、どう肯定的に捉えても万人受けする味ではない。あまつさえ、翌日には締め付けるような腹痛とともに下した。一概にこれが原因とは言えないが、他に辛いものを食べていないのに尻がヒリヒリした点からも十中八九だろう。これは体質もあるか。あとは、さて、いかに捨てるかという面倒事が残った。イカだけに。
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