なんかわざとらしい気がする|ヒューガルデン ホワイト(缶)

ひとくち含んでから、しまったと思った。ホワイトビールを飲む心の準備が出来ていなかった。無限にも広がる甘さと、ふわっと鼻を突く香辛料の刺激。まるで無糖のブラック・コーヒーのつもりで飲んだら加糖だったときのような、カレーライスと思って食べたらハヤシライスだったときのような、内回りだと思って乗り込んだ環状線が外回りだったときのような、ある種の驚きが私の感覚を支配する。ホワイトビールは得意ではないな、と再確認する一方で、こんなだったっけな?と首を傾げる。ヒューガルデンを飲むのは初めてのことではない。しかしかなり久し振りで、その記憶よりも香り付けがわざとらしく感じる。加齢と共に私の味覚が変化したのかも知れない。瓶のヒューガルデンと、缶のヒューガルデンは生産国が違うらしい。
・瓶=ベルギー産
・缶=韓国産
缶を見ると確かに「原産国名:韓国」とある。ベルギービールではあるが。ライセンスのものだろうから、レシピが異なるとは考えにくい。しかしあえて自国の好みに合わせたアレンジを加える可能性はある。あるいは、缶と瓶という容器の違いで味に差がつく可能祭もある。これは、近々瓶も飲んで確かめなければならない。

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