

レトロを感じる、むしろレトロしか感じないデザインの紙パックコーヒー。北堀江は心斎橋の西から木津川に至るおしゃれエリアで、山本珈琲の創業の地らしく、この商品にかける意気込みが伝わる。
ゆるやかにローストしたという豆の香ばしさと、ドッシリと感じる苦み。華やかさやフルーティさは無い一方、真っ直ぐに刺さる、クリアでキレのある味わい。オ〜イと叫んでも声が吸い込まれて響かないほど、暗く深い縦穴の淵に立った気分。
個人的にはあまり好みのフレーバーではなかったけれど、氷をひとつ浮かべてストレートにブラックコーヒーを楽しみたい人には良いと思われる。
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