どういう原理でまずくなるのだろう|バドワイザー(韓国産)

前にバドワイザーを飲んでから約2年とちょっと。なんとなくまた軽いビールを「カーッ」と煽りたくなって、スーパーで買って帰った。

相変わらず恐ろしく軽いビール。さらさらと水のように飲める。だけど、期待した爽快さは感じられなかった。スキッとキレる感じがなかった。よ〜く味わってみると、はるか遠くのほうに麦芽の味を感じるが、それがやけに薄い印象。あれ、こんなスカみたいなだっけ?元々厚みはないビールだが、さらに水で割ったような。なんだ?天下のアンハイザー・ブッシュが、希釈して売り出したというのか?

グラス片手にバドワイザーについて調べてみると、おもしろいことが分かった。日本に流通するバドワイザーは、2019年1月からキリンでの委託生産を終了してアメリカからの輸入にシフト、国産からアメリカ産に置き換わり始めた。その後2021年6月から、今度は韓国からの輸入にシフト、いまや日本国内に流通するバドはすべて韓国産に置き換わっているらしい。そして韓国産のバドワイザーはおおむね評判が良くなく、その内容は「薄い」「ぼやけた味」「不味い」といったもの。

おい、ちょっと待て。
恐る恐る缶を裏返す。

原産国名:韓国

キャーーーッ!!

まあ実際のところ、私が利き酒が出来たものか、気の所為なのか分からないけどね。しかしこれはあれだな、缶ビールを韓国産に切り替えて評判を落とし、私にも“わざとらしい”と言わしめたベルギーのヒューガルデンの時と同じじゃないか。私にとっちゃ韓国産のビールはダメなんだって、よく分かったよ。

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