𰻞𰻞麺。カルディ公式によると「中国陝西省中部の関中を中心に昔から食べられている幅広麺」。うどんやほうとうと同じく小麦粉に水と塩を加えてこねて作った生地を、両手で平たく伸ばし成形してから茹でて食べる麺。そのビャンビャン麺を国産してみましたということらしい。

麺の製造は(株)花山うどん、スープは(株)アジテック、販売はお馴染み(株)キャメル珈琲。花山うどんは、群馬県の郷土料理「ひもかわうどん」の製造メーカー。ひもかわうどんとは、幅広の平たいうどん。つまりビャンビャン麺という名前で売ってはいるが、その実、ひもかわうどんである。

聖徳太子が手に持つ笏(しゃく)のような、板状の白い乾麺。と言っても何か書いてある訳ではない。1人前13枚。2リットルの湯を沸かした鍋に1枚ずつ投入し、麺同士がくっつかないように掻き回しながら10分茹で、ざるで湯切りしてからスープを絡めるという、やや手間のかかる調理方法。

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いわゆる汁なし担々麺と同様の様相。炒めたチンゲン菜と挽き肉と、生の卵黄をトッピング。茹で上がりの麺幅は3〜4cm。表面つるつるでスープを絡め上げないので、スプーンでタレと一緒に啜るべし。なお、具無しだとかなり侘しい出来映えになるだろう。

麻辣の刺激的な味に加えて、痺れを感じる。原材料に花椒は見当たらないが、大方「香味食用油」でキャリーオーバーだろう。とはいえ小1の女児が「からいっす」「ヒリヒリするっす」とか言いながらも2〜3枚ペロリといける程度の辛さ。好みでラー油をたっぷり掛けていただいた。

こういうのもあるんだなって、ちょっと面白かったけど、食べにくいしもう買わないな。

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