鶏がら醤油味に野菜エキスを加えた滋味のあるスープと、もちもちプリプリでコシのあるちぢれ麺。素朴で無難な感じの、なつかしい昭和の即席めんが、意外にも美味しい。
「意外にも」なんて失礼な言い方だが、イオンのトップバリュやドンキの情熱価格のおかげで頭にすっかりと刷り込まれた、プライベートブランド商品に対する「安かろう不味かろう」という期待値の低さを、優に上回る美味しさに口をついて、もとい、スマホを突いて出た「意外にも」なのだ。
そして美味しさよりも驚きなのは、1食138円と全然安くないことだ。意外と高くて、意外とうまい、生協のプライベートブランド・味一番だった。
製造はユタカフーズ。マルちゃんでお馴染み東洋水産が株式の51%を所有する上場子会社であり、そのことを公式ホームページの至る所で「関連会社」としてアピールしているが、親子関係については触れないあたりに創業百余年の矜持が窺える。
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