ゴールドでスペシャルでプレミアムで、あと他にこれ以上なんかあるか？みたいな豪華なネーミングのパックコーヒーを発見した。しかも万代でセールしてた。私のなかの上島珈琲に対する絶大な信頼は、その未知の紙パックを手に取らせるに足りた。
口にふくむと眼前の霧がサーッと晴れるような、その向こうに広大な平原を隔てて白く雪を冠する日本アルプスの稜線を展望するような、スガスガしくストレートですっきりクリアな飲み口。一方で、ふくよかでフルーティ、柔らかく芳醇な香りが鼻腔を吹き抜けた。苦みは控えめで、さらさらと岩清水のごとき純一無雑でピュアな味わい。
美味しい…！というかこれ好き！過去に飲んだパックコーヒーで自分史上最高評価を叩き出し、ズッ友にしたいとまで言わしめた小川珈琲の炭焼に並び、コスパの面でそれを超えてきた、安心と信頼のUCCであった。
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